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【お香】沈香(刻)

¥3,300¥29,700

悪因縁を断除する、いるだけで場を和ませるような人になる、良くない気配を消し去る

立ち居振る舞い、人格を美しくする

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商品コード: Agar01 商品カテゴリー: 商品タグ: , ,

説明

修法に使用する刻香です。

真言密教独特の瞑想修行である「修法(しゅほう)」を行じる際に、作法の中で本尊に捧げる「火舎香炉(かしゃこうろ)」で焚く香木のチップです。

火舎の炉の中に清浄な灰を敷き詰め、香押し型で灰を凹ませて、そこに微粉末状の「抹香(まっこう)」を入れて押し固め、その上にこの「刻み香」を乗せて抹香に点火します。

抹香がゆっくりと燃えて行くにつれ、上に乗せられた刻み香が熱せられて、煙と香りを放ちます。

線香が発明される以前、平安の昔から行われてきた、極めて伝統的なお香の焚き方です。

 

近年、安価な物ですと、香気成分をほとんど含まないクズ木片に、化学的に合成した香料を浸漬したというようなものがあるようですが

寳幢寺では極力、本物、天然の香木を使用したいと思っています。

産地であるインドや東南アジアでは、資源の枯渇を防ぐため、積極的に香木の植林、維持活動が行われています。

これらの活動を支援する意味でも、きちんとしたルートで輸入され、真っ当な価格で売られている物を使用するべきだと考えています。

 

このページは「沈香」のお布施になります。

沈香はジンチョウゲ科の樹木から、偶然の結果産出されるお香で、非常に希少な香木です。

その生成過程は完全には解明されていないようですが、まずジンチョウゲ科の樹木に、虫食いや天災などで傷が付く事から始まって、やがてその傷口をふさごうと、樹液の分泌が始まります。

その傷の所に樹液が集中して、固まっていく過程で、何らかの微生物が作用し、化学変化を起こします。

上記の変化が長い長い時間をかけて行われ、その部分は他の部分とは違う、固くて重たい塊の状態になります。

やがてその木が倒れたり、枯死して全体が地中や水中に埋まり、他の部分は腐敗、分解されて消えていきます。

しかし塊になった部分は強力な抗菌作用を持つ樹脂化しているので腐らず、風化せず、熟成を続けながらそのまま残ります。

それが発見されて、香木に加工されます。

このように、ある意味奇跡的に生成、発見されるものなので、非常に希少、高価な物です。

有名な正倉院の宝物「蘭闍侍」もこの沈香の一種です。

現在では、母樹にドリルで傷をつけ、特定の菌をつけることで人工的に香気成分を持たせる技術が開発され、ある程度安定的に産出出来るようになっています。

しかし、天然の香りのバリエーション、絶妙のバランスは未だ人知の及ぶところではないようです。

主な産地はベトナム、カンボジア、マレーシア、インドネシア、ミャンマー等東南アジアの森林地帯。

産地によって全く香りが違うのが面白いところです。

大きく分けて甘い香りが特徴の「シャム沈」系統と、漢方薬を思わせる辛味がある「タニ沈」系統に分類されることが多いようです。

爽やかな白檀に比べて重厚な、風格のある香りが特徴で、寺院らしい、荘厳な雰囲気に導いてくれるお香です。

この沈香の最高級品が「伽羅」で、近年値上がりが凄まじく、同じ重さの純金よりも遙かに高価になっています。

 

白檀とは値段のケタが違うため、多用はできないお香ですが、ここぞという時には積極的に使っていきたいものです。

 

寳幢寺は主に、京都の老舗香木店「山田松香木店」さまの商品を購入しております。

山田松香木店「沈香 刻 AA」(¥13,200/15g)

山田松香木店「沈香 刻 SA」(¥19,800/15g)

山田松香木店「沈香 刻 SS」(¥29,700/15g)

山田松香木店は店舗に行けばグラム単位で販売して下さるので、ここで頂いたお布施で「買えるだけ」という買い方ができます。

上記ウェブショップや、直接お買い求め頂いてお布施下さっても結構です。

また山田松本店ではネットショップには出していない、寺院向け専用の商品もあります。

(通常、1回の修法で4グラム前後使用します)

(他店、特に素性のはっきりしないネットショップなどでお求めになる際は品質にご注意下さい。偽物を売りつける悪質な業者もいるようです)

 

布施の功徳としては

悪因縁を断除する、いるだけで場を和ませるような人になる、良くない気配を消し去る。等

また、香気は見えずとも広がっていくように、その人の立ち居振る舞い、人格を美しくする「持戒」の功徳を備えさせると言われます。

追加情報

グレード

AA, SA, SS

数量

一座分(4g), 二座分(8g), 3座分(12g), 四座分(16g)