この度、日本仏教徒協会では、真言僧の最も格式ある衣の一つ「袍服衲衣」の完成のために、皆様に広く勧進を募ることといたしました。
青色の衣は袍服(ほうぶく)、その上に重ねられているのは、一昨年上京区の松尾様からご寄進いただきました『衲衣(のうえ)』という袈裟、インドの金襴生地で作られています。
そして右肩から掛けられている紫の衣装がこの度、洋裁師の岡崎悠里様の手によって完成した『横被(おうひ)』です。
どの衣も、必要な費用のご寄付、または現物や素材の物品としてのご寄進、また、縫製という技術でのお布施と、全て長年に亘る皆様からのご寄付によって成り立っています。
装束の完成までは残りひとつ、『修多羅(しゅたら)』という背面に着用する大きな組紐様のかざりです。
修多羅は専門の職人に依頼する必要があり、制作費用が10万円程度必要と思われます。
寳幢寺のお僧侶方に着て頂くことはもちろん、職人の技術継承への応援としても、次世代に伝えてゆく装束の完成に向けて制作費用を広く募集しております。
完成の暁には装束を纏って頂いての法会を行い、ご寄進者全員の氏名読み上げのご祈願をお願いしております。
僧侶へ衣を寄付することはお釈迦様の時代から最も大きな功徳のひとつと言われております。
ご支援・ご助力のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。
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