疫病退散と健康祈願! 祈りのお守り大根300本のバトンを全国に贈るプロジェクト

完了御礼

ラトナファームから皆様への300本の大根は全てもらわれていきました。

みなさまありがとうございました!

「おまもり」になった大根が皆様を幸せにしますように。

このプロジェクトは、無農薬で作られた大根に疫病退散と健康祈願の祈祷を行い、値段をつけることなく希望する方々に差し上げようという実験的試みです。この活動が、私たちが食べている野菜や私たちの消費行動、これからの時代の経済のあるべき姿について、考える機会となれば幸いです。

プロジェクトの経緯

始まりは、滋賀県守山市で無農薬野菜にこだわる農園「ラトナファーム」の今井啓文さんが「大根でみんなをハッピーに出来ないか?」と、大切に育てた無農薬の大根300本を、私たちが運営する社会実験寺院・寳幢寺に託そうと言ってくれたのがきっかけでした。

今井さんは「本当に安全で美味しい野菜を育てたい」「本物の野菜を、子供達や必要とする人に届けたい」という、真摯な気持ちで農業に取り組んで来られました。

しかし、現在の日本では野菜も規格化され、統一されたサイズや見た目の美しさが重要で、仕分けや洗浄、規定の袋へのパッキングなどに膨大な時間が取られてしまいます。その結果、規格にあわないものは大量に「ゴミ」として捨てられてしまい、それを少しでも避けるため、農薬を使用しています

また出荷しても、価格競争にさらされ、機械化して肥料や農薬を大量に使った野菜に負けてしまうのです。真摯に大地と野菜に向き合う農家ほど、疲弊してしまうような社会構造になっています。

そんな世界はもう嫌だ!

今井さんは「私の作った野菜を食べて、とにかく笑顔になってもらえれば幸せ」と言います。

じゃあ、配っちゃおう!スーパーとかで売るのはやめよう! とりあえず、お寺に託してみます!!!

それがこの企画の始まりでした。

▲ラトナファームの今井啓文さん

▲こんな春大根を300本寄付したいとのこと

今は、コロナウィルスが蔓延して、多くの方々が元気を失い、日々を不安に感じています。
私たちは、実験寺院を運営する仏教徒として今できることをしたいと考え、今井さんから受けとった300本の大根に、疫病退散・健康祈願の祈祷を施します。そして、この元気な「祈祷大根」を、希望する全国の方にバトンとしてお届けしようと思い立ちました。
そして、もし皆さんがこのプロジェクトを「面白い」、「支援してみよう」と感じて頂けたなら、どうか何らかの形で関わってみて下さい。大根の活かし方を考える。皆にシェアをする。農園に関わってみる。お寺に来てみる。どんなことでもいいですから、自分は何ができるだろうかと考えてみてください。
日本の農業の状況を変えていきたい。日本人の心を豊かにしていくために、私たちとラトナファームの願いに、力を貸して下さい。
もし、お金をお支払い頂けるのであれば、その全額を農家のフードロス問題解決と、子どもたちの野菜嫌いをなくすための企画運営資金にしようと考えています。
ぜひ、ご自身や家族で美味しく食べて頂いたり、大切な方へのプレゼントにいかがですか。

ラトナファームの野菜

今井さんは、「子どもたちに安全な野菜を美味しく食べてほしい」と、無農薬・丁寧な農業にこだわっている滋賀県・守山市の専業農家です。
オーガニックや無農薬の野菜といえば、野菜本来の味として苦味やえぐみなども味わいの一つですが、今井さんの野菜づくりの目的は、子どもたちの野菜嫌いをなくすこと、野菜の本当の「おいしさ」を引き出すことです。ですから、子どもたちでも食べれるような、臭み、えぐみがでない野菜づくりを工夫されています。
今井さんの野菜は、小松菜やほうれん草、スナップエンドウなどでも、生でムシャムシャ食べられるくらい甘くて美味しいのが特徴です。「オーガニック野菜」というイメージも変わるかもしれません。

▲広大な農園を、手作業中心で育てられています

▲露地もハウスも無農薬で丁寧に作業します

今井さんと私たちの出会い

今井さんは元は歯科技師として活躍する傍ら、ご両親の農園を手伝う兼業農家でした。あるとき色々思うところあって、私たち日本仏教徒協会が提供している瞑想プログラム「リアウェアネス」を受講されたのが、出会いのきっかけとなりました。まる3日間の瞑想が今井さんの人生や価値観に大きな転換を与えたそうです。
 
その後、とある行事の時に持ってきて下さった採れたてのキャベツを、その場にいた皆が、生でそのままむしりながら食べました。何と美味しいこと!青虫の気持ちがわかる!
皆がにこにこして、美味しくキャベツを食べていました。
 
「あの笑顔に衝撃を受けたんです。」と今井さんは語ります。
 
自分が一生懸命に、大地と向き合ってつくった野菜が、人を笑顔にも健康にする。「たくさんの人に、子どもたちに本物の野菜を食べさせたい!」と、それまでの安定した生活を捨て、一念発起して脱サラし、専業農家として独立しました。
今井さんは定期的に美味しいお野菜をたくさんご寄付してくださいます。私たちも今井さんのお野菜を多くの方に食べてほしいと思い、「南インドのカレー会」などを何度も開催して、お寺に来られる方々に提供してきました。

▲今井さんのお野菜を囲んでいただきます

▲今井さんのお野菜を使った南インドのカレー

ラトナファームや農家を取り巻く社会課題

大きく育ちすぎる野菜や形のいびつな野菜は、同じ味であっても「規格外だから」「売れないから」「小虫が一匹でもついているとクレームになる」といった理由で大量に廃棄されてしまいます。
特に無農薬で取り組んでいる野菜ほど、虫が付きやすく、形のコントロールも難しくなるので廃棄されやすくなってしまいます。
過剰な規格化、見た目重視、安売り圧力は、生産時のフードロス問題を招き、野菜という命そのものの軽視、安全性と本当のおいしさの犠牲を招きます。
どんなに無農薬で甘い味がする野菜を育てていても、既存の流通システムの中では、没個性で埋没し、価格競争に負けてしまいがちです。かといって、ブランド化して値段を上げれば、「たくさんの子どもたちに食べてほしい」という今井さんの本来の目的は叶わなくなります。
これは今井さんの言葉です。
「私の仕事は農家ではなく、土、水、太陽など全ての自然のパワーを頂いた野菜達をサポートすることなんです。だから、私が育てた野菜に値段をつけて売るのは自分のスタイルじゃない。野菜たちをお金と見たくないんです。野菜は大地から生まれる地球の宝物なんです。売り上げや経費を計算して、値引き競争やまして捨てるなんてしたくない。ちゃんとわかってくれて本当に求めてくれる人に必要な分を届けたい!」
この今井さんの想いに応えて、大量に野菜が捨てられてしまう農家の社会構造と、流通のジレンマを同時に解決したい。そして、今までの流通とは全く異なった、本物の農家や野菜と私たちの暮らしがつながる仕組みを作りたいと考え、この実験的な試みが始まりました。

▲捨てられてしまう大量の野菜たち。何とか救えないのか

▲京都大学の学生たちと、捨てられるお野菜をいただきました

今回お渡しできるもの

疫病封じ・健康祈願の祈祷が施された春大根1本 をさしあげます。

★収穫時期は、2020年4月6日頃を予定しています。鮮度を保つ上で、お申し込みはなるべく早く頂けると助かります。

★募集期間:2020年4月5日(日)〜2020年4月17日(金)

★お申し込みは先着順になり、売り切れ次第終了いたします。

▲こんな春大根を皆さまの元にお届けします

▲寳幢寺僧院長の松波龍源師が、疫病封じと健康祈願を行います

大切なお願い

「売買」や「対価を求める」という概念での運営を行っておりません。

基本的に「見かえり」を考えずに、皆さんにこの大根を差し上げたいと思います。どうぞ受け取りに来てください。

また、各地への発送も致します。

ただ、私たちもラトナファームも、決して潤沢な資金があるわけではありません。

私たち日本仏教徒協会は、「100%市民からの善意と寄付のみで運営する本気の寺院」の社会実験を行っております。

この活動がこれからの日本社会に最も必要なことだと信じているからです。しかし、まだ毎月の黒字化には至っておりません毎月会計はこちらにて公開)。

もし「支援してみよう」という方がおられましたら、各自で好きなお値段をつけてご寄付頂けましたら幸いです。また、SNSなどでこの取り組みをご紹介頂けましたら嬉しいです。

私たちはラトナファームから受けた善意のバトンを次に回すため、配送費用の値段を決めずに、お気持ちの寄付形式とします。

頂いた寄付金について

今回の企画で、もし支援を得られたならば、その全額はラトナファームのフードロス問題をなくし、こどもたちの野菜嫌いをなくすための事業に使われます。
皆さんからの寄付が多く集まれば集まるほど、今回のような取り組みを、継続的かつ大規模に実施できて、今井さんにもさらに野菜づくりに励んでもらうことができます。
「安く仕入れて高く売る」「1円でも安いものを買う」という世界観の経済ルールを、私たちは脱却して、新しい世界を作りたいのです。
本気の農家が、その本分を果たせるようになってほしい。
日本の未来が、安全で豊かなものであるように、どうかお力をお与え下さい。

活動の様子は、随時動画でお届けします

▲プロジェクト始動の様子

▲番外雑談編 その1

日本仏教徒協会とは

不安と恐れが交錯する現代に、心の安寧を説く仏教に今一度光を当て、既存の日本仏教の社会システムを再構築する活動を行っている市民団体です。その拠点として、日本では数百年ぶりとなる本格的な市民による社会実験寺院「寳幢寺」を京都市内に設立し、寄付のみで成り立つ活動に挑戦しています。活動の詳細は、こちらをご覧ください。

ラトナファームとつながる企画「畑を聖地化する柴灯護摩」

★コロナウィルスの影響により、開催は延期いたします。★
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「消費者としてただ野菜という製品を買う」という社会の構造は、
大量生産・大量消費を前提とした現代社会の経済原理の中では「畑からいかに効率的に多く収穫するか」「いかに上手く売って収益を確保するのか」という搾取の構造に晒されます。
そのために農薬を散布し、その土地本来の力以上に土地を酷使して作物を実らせます。これは大地からの搾取ではないでしょうか?
本来、私たち日本人の感性では、それぞれの土地にはそれぞれの土地の神様がいて、作物にも神霊が宿り、その調和の中で「与えられ」「感謝し」「還していく」喜びの循環が意識されていたのではないでしょうか?
工場で作られる消耗品はまだしも、農作物という「いのち」を扱う領域にまで、「儲かれば良い」「他者よりも売れるように」「消費者に買わせれば良い」「少しでも安く」と言った考え方が当たり前になってしまっていることがとても残念に思います。
私たちはそのような世界観ではなく、古くから伝わる仏教の作法によって、土地の神々に祈るところからやり直そうと思い立ちました。農作物とは、天と地、水と土、光と空気、そして植物や昆虫、微生物など森羅万象の調和の中で与えられる「たからもの」であるはずです。
真言密教に付随する修験道の「柴燈護摩」によって、土地の神々に祈り、場と人々の心を浄化しよう。そんなアイデアです。修法によって結界され、清められ、神々に祈られた畑は、もはや「製品をつくる機械」でもなれば「作物を収奪する場」でもありません。その場所は調和の取れた「聖地」「パワースポット」となって人々を癒す場所になります。
その場所で、ラトナファームは真摯に、祈りのように作物を育てます。この中で収穫されたものは、「商品」ではあり得ません。間違いなく「皆と分かち合うたからもの」です。
ラトナファームは、そんな「たからもの」で個人的に「ただ儲けよう」などとは思いません。皆で分け合って、幸せを感じ合っていきたい。それが出来るだけのお金やものがあれば、それで十分幸せです。
まず私たちは、この5月にラトナファームの農場で「柴燈護摩」をしようと決めました。導師は実験寺院「寳幢寺」僧院長、松波龍源師です。龍源師は密教僧としてのみならず、修験道の修行として、相当厳しい山岳修行も積んでこられた方です。他にも数名、能力人格ともに優れた修行者の先生方においで頂く予定です。
そしてこの畑に、ラトナファーム今井さんがサツマイモを植えます。
集まった皆で祈って聖地化された畑で、祈りながら大切に育てられたサツマイモ秋にまた皆で収穫祭をやりましょう!その時には再び、今度は感謝を込めて祈りの儀式を開きたいと思います。
それが、本来あった農業のあり方ではなかったでしょうか。
土地の神々と、祈りから繋がる「農と食と命」の学びの場に、ぜひ多くの方に参加して頂きたいと思っています。

▲儀式をする予定の畑

▲柴灯護摩のイメージ

実施要項

・日時:令和2年5月16日 13:30頃~15:00頃(予定)

・場所:滋賀県守山市今浜町ラトナファーム農園 にて ▶地図

・参加費:お志の寄付にて

・交通:琵琶湖地球市民の森公園駐車場から徒歩5分。お車でお越しいただけます。

    近江鉄道バス 木の浜線「木の浜口」バス停より徒歩10分

    江若交通バス琵琶湖大橋線エコバス「みずほ団地口」バス停より徒歩10分

・持ち物:特になし。ただし足元が汚れます。煙を浴びるので、汚れても良い服装でお願いします。水筒など、適宜ご用意ください。

・備考:コロナウィルスの関係で、外出制限がある場合は、ライブ配信なども行う予定です。お申し込み頂いた方に、追って当日の詳細をご案内いたします。

・申し込み:参加を希望される方は、以下のボタンから事前にお申し込みください。

実施要項

・日時:令和2年5月16日 13:30頃~15:00頃(予定)

・場所:滋賀県守山市今浜町ラトナファーム農園 にて ▶地図

・参加費:お志の寄付にて

・交通:琵琶湖地球市民の森公園駐車場から徒歩5分。お車でお越しいただけます。

    近江鉄道バス 木の浜線「木の浜口」バス停より徒歩10分

    江若交通バス琵琶湖大橋線エコバス「みずほ団地口」バス停より徒歩10分

・持ち物:特になし。ただし足元が汚れます。煙を浴びるので、汚れても良い服装でお願いします。水筒など、適宜ご用意ください。

・備考:コロナウィルスの関係で、外出制限がある場合は、ライブ配信なども行う予定です。お申し込み頂いた方に、追って当日の詳細をご案内いたします。

・申し込み:参加を希望される方は、以下のボタンから事前にお申し込みください。