恒例真言念誦一洛叉修行

令和二年 四月二十九日~五月六日

∴ 寳幢寺恒例「一洛叉(いちらくしゃ)の修行」がはじまります

実験寺院寳幢寺では、僧院長龍源師を御導師に、毎年春に「真言念誦一洛叉の修行」が厳修されています。

「真言念誦一洛叉」とは、密教に伝わる瞑想修行である「三密瑜伽行」(さんみつゆがぎょう)の中の、真言(マントラ)を一洛叉唱え続けるという修行です。

一洛叉とはインドの単位で「10万」ということ。なんと10万回の真言を唱える行です。

西大寺所蔵 如意宝珠(国宝)

導師は、寳幢寺の本尊である「仏舎利如意宝珠」と、「三密=身口意(しんくい)」(身体、言葉、心)を合一し、本尊そのものとなった状態で「行」を行います。

修行期間は、およそ7日間。1日に3回の修法が行われ、その間に10万回の真言を唱えます。

最後の結願座には、如意宝珠を本尊とした「増益護摩」(そうやくごま)が焚かれます。

仏舎利如意宝珠の法(=駄都秘法)(だとひほう)と、この増益護摩は、「豊かさ」をもたらすことを主眼とした修法で、一般的な「豊かさ」を祈念すると共に、真の豊かさ~心の平安をもたらす仏法の興隆~を祈念する修法でもあります。

どうぞ、この得がたい機会に仏縁をお繋ぎ頂き、物心両面の豊かさを得て頂けますよう、導師共々ご祈念申し上げております。

∴ この一落叉の機会だけの、特別な授与品と機会があります。

毎年、日本仏教徒協会は、この修法に参加した方への特別な授与品を準備しております。

寳幢寺の僧侶の方々に、ご依頼しているものは以下3つのものとなっております。

1.舎利石

1つ目は、龍源師秘蔵の「舎利石」を「仏舎利」として開眼(かいげん)し、修行期間中、壇上に安置して祈りを込めて頂きます。

開眼され、10万遍の祈りを込めた「舎利石」は、ご希望の方に特別に授与することが出来ます。

「舎利石」は限定25個です。希望者先着順となります。

また、この舎利石を入れるための特別な容器のご用意も可能です。

ご希望の方はページ下部のお問い合わせからご連絡ください。

舎利石

「仏舎利」は仏陀の遺骨を意味するもので、仏教の聖遺物と言えます。

皆さまに差し上げる「仏舎利」は、もちろん寳幢寺に祀られている本物(といわれるもの)ではありませんが、日本で古来より代用品として尊ばれてきた、青森県舎利ヶ浜産の「舎利石」という貴石が用いられています。

近年資源が枯渇し、その素材の石だけをみても、とても貴重なものとなっております。

2.お札

2つ目には、祈祷札を出して頂きます。こちらはご自宅にお祀りいただけるものとなっております。

今回は数量限定で八体のみとなっております。

ご希望の方はページ下部のお問い合わせからご連絡ください。

3.手回り品をお守りに

3つ目には、皆さんのお手許の物品を預かり、壇上に安置して祈念することで、その物品を「お守り」にして頂くことができます。

以前に寳幢寺から、お守りやお札を頂かれている方も、郵送等していただきましたら拝みなおして返送させていただきます。

∴ 「お数珠」をお持ちではないですか?

修行で真言を唱える際、特に重要な役割を果たすお数珠ですが、寳幢寺にご自身の数珠をお預け頂きますと、どこかの座で導師が、お預かりしたお数珠を使って祈祷をしてくださいます。

一洛叉は二十一座で修されますので、二十一人さま限定となります。

※真言宗の行で用いるお数珠に限ります。(108珠で「八宗通用」や「振り分け」と呼ばれているもの)
※お数珠は、寳幢寺で購入したものでなくても大丈夫です。

∴ 「行」の間の食事など生活はどうしてるの?

この期間中、導師は精進潔斎し、菜食で過ごします。

「五葷五辛(ニンニクやネギなど)」を断つのは有名ですが、なんと「五穀(米・麦や豆類)」まで断ちます。

日本において「米」と「麦」、「豆」を食べないということは、かなり過酷な食事制限となります。

なぜなら、単体として食べないだけでなく、その加工品もすべてNGとなるからです。

「豆」ならば、みそ、しょうゆ、納豆、豆腐、「小麦」なら、そうめん、うどんなども含まれます。

一般的な「精進料理」で食べられる素材も、軒並み食べられなくなってしまいますので、もはや通常食べているほとんどのものが食べられない…。

僧院長である龍源氏は、ほぼ毎食「そばがき」(そば粉を練ったもの)と塩だけを食べ、寝泊まりも本堂で行い、過酷な7日間の行中は、すべての時間を修法に捧げることになります。

一洛叉 期間 4月29日(水)~5月6日(水)

お行のスケジュールは、仏教徒協会FBページInstagramで毎日リアルタイムで発信します。

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